Productsビブラテック製品
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製品名 | 効果など |
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ハンドルバーエンドワッシャー: | 長時間ライドで生じる「手のシビレ」を軽減します。 |
エンジンマウントワッシャー: | エンジンから発生するノイズレベルの振動を軽減。エンジン回転のフリクションロスを軽くし、振動軽減の他、エンジンフィールの改善に効果があります。 |
キャリパーボルト: | ブレーキング時に発生する微振動を軽減し、手に伝わる情報をより明瞭にします。加えて削り出しによる締結精度を高めて『奥で効くブレーキ』を実現。 |
キャリパーマウントワッシャー: | ボルトのセンター出しができるセルフアライメント機能でブレーキの引きずりを軽減し、ブレーキ初期タッチを改善します。 |
ビブラテック振動計測データ
時間軸&周波数軸グラフ
ビブラテック 振動計測データについて
計測は弊社独自の計測によるもので、一定振動を発生させるモーターをハンドルに取り付けて制振ワッシャー有/無で比較。
マグネットプローブを使用して計測しているが、必ずしも計測値は一定ではないため、時間軸では振動幅に微妙な差が生じる。
計測には時間軸の他、どの周波数域で振動をしているのかを計測。計測結果では80Hzと400Hzあたりの周波数域で大きく振幅しているのがわかるが、ビブラテックの制振ワッシャーによってピーク時の値が下がっている、との結果が出た。
About TITANIUMチタンについて
日本では通称「64チタン」と呼ばれてるチタン合金であるが、
JISでは「JIS60種」・「TAB6400」、アメリカASTM規格では「ASTM B348 Gr5」と呼ばれている。
Ti-6Al-4Vと表記したりもするが、これは化学成分を明記したもので、
質量分率で、アルミ(Al)が6%、バナジウム(V)が4%含まれている事を意味している。
チタンは軽くて錆びにくく、それでいて強度もあるため、
航空産業では「チタン合金は航空機の発展と一緒に開発されてきた」と言われるほど花形の素材である。
一般的に軍用機であるF-15戦闘機では機体の25%、F-22戦闘機では40%がチタン合金製であると言われている。
チタンの金属組織にはα相(稠密六方晶)と、β相(体心立方晶)と呼ばれる2種類がある。
純チタンは常温ではα相であり、6-4合金はα相、β相両方を持つα-β合金である。
さらに細かく分類としては、α 型と α+β 型の間に「near α 型合金」と呼ばれる種類があり、α+β 型と β 型の間に「near β 型合金」とに分類される。
これは室温で大部分が α 相を持つのが near α 型合金、同様に大部分が β 相を持つのが near β 型合金となることを意味している。
near α 型合金としては Ti-8Al-1Mo-1V 合金などがあり、クリープ特性や高温強度に優れている。
near β 型合金としては Ti-10V-2Fe-3Al 合金などがあり、熱処理により高強度を得ることができる。
チタンの物理的性質 | |
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溶融点 | 1,668℃ |
密度 | 4.51(g/cm3) |
原子番号 | 22 |
電機比抵抗 | 47~55(μΩ-cm,20℃) |
電気伝導率 | 3.1(%,Cuと比較して) |
線膨張係数 | 8.4×10-6(cm/cm/℃,0~100℃) |
比熱 | 0.12(cal/g/C) |
透磁率 | 1.0001 |
ヤング率 | 10.64×104N/mm2 |
組織の違いによるチタンの特徴 | ||
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種類 | 規格、相当品種 | 特徴 |
α合金 | 5Al-2.5Snなど | 64合金ほどではないが、低温から高温まで安定した強度をもつ。 |
α-β 合金 |
JIS60種(64合金)など | 強度に優れているが、難削であり曲げ加工なども難しく、歩留まりが悪くなりがちである。 |
β合金 | Ti15-3-3-3 合金など |
64合金と同等以上の強度をもつが、冷延性に優れ、64合金よりは加工性が良い。 |
【ビッカース硬さと比強度の表】t:板厚(mm) | ||
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組成 | 硬度・ビッカーズ硬さ(HV) | 比強度(N・m/kg) |
α-β合金 | 320 | 202以下 |
鉄鋼T5(SS400) | 130 | 51~65 |
ステンレス鋼(SUS304) | 180 | 66以下 |
アルミニウム合金(A7075-T6) | 160 | 193以下 |
マグネシウム合金 | 70 | 123以下 |
まとめ<br>
・重さあたりの強度では、アルミニウムの約3倍、鉄の約2倍の強度がある。
・比重(密度)が4.51で、銅の約1/2、鉄の約60%という軽さ。
・比強度の高いアルミニウム合金が200℃前後で急速に強度を低下させていくのに対し、チタン合金の場合は500℃まではステンレスをも上回る機械的強度を示す。
ロールスロイスなどの航空機エンジンメーカーがこの材料を採用しているのは、軽量化をはかるための比強度のほか、この耐熱性も関係している。
・不動態被膜を形成するため耐腐食性に優れている。特に耐海水性は白金にも匹敵し、完全耐食であるため潜水艇といった装置などに利用される。
・ステンレスの約50%の縦弾性係数(ヤング率)で、曲げに対する剛性が高く、曲げようとしたときに反発する力はステンレスの2~3倍。
・熱に対する膨張係数は鉄の70%、アルミ合金(A7075)の36%。さらに熱に対する伝導率は鉄の27%、アルミ合金(A7075)の14%。熱に対して他の金属よりはるかに低い値を示す。